いよいよ待ちにまった夏休みですね。
海水浴やハイキング、友達と集まってゲームをしたりとやりたいことはたくさん。
そんな中で多くの子供たちの頭を悩ませているのがこの自由工作。自由なだけに何を作るか決められない子も多いはず。
そんな時は粘土で作品を作ってみてはどうですか?
ねんど作品を作るうえで用意するものや作り方のコツ、そして作り方紹介動画をつくりましたのでぜひ参考にしてみてください。

ねんど工作で用意した方がいい道具(共通)

ねんど作品を作るうえで用意した方がいいものです。ほとんどは家庭にあるものですが、絵の具などは学校で使っているものを持ちかえって使うといいと思います。

・刃物道具(ハサミ・カッター・彫刻刀)
・接着道具(ガムテープ・セロテープ・ボンド)
・粘土道具(ヘラ・伸ばし棒・粘土板)
・彩色道具(水彩絵の具・マジック・アクリル絵の具)

刃物道具(ハサミ・カッター・彫刻刀)

接着道具(ガムテープ・セロテープ・ボンド)

粘土道具(ヘラ・伸ばし棒・粘土板)

彩色道具(水彩絵の具・マジック・アクリル絵の具)

ねんど作品のポイントは芯材

ねんど作品を作るうえで大切なのは芯材選びです。
芯材とは粘土の中に入れて、形が崩れないように支えたり、使うねんどの量を抑えたりするものです。
ねんど作品においてはいうなれば芯材は骨格のようなもので、ねんどはそれを覆う肉のような役割です。
芯材になにを使うかによって作品の形や作りやすさが大きく変わります。
まず作りたい作品を思い浮かべたら、それにあった芯材は何かを考えてみてください。
芯材には、トイレットペーパーの芯や牛乳パックやペットボトルや新聞紙といった身近にある素材を使うことが出来るので是非有効活用してみましょう。

身近にある芯材(トイレットペーパーの芯・針金・ペットボトル)

新聞紙をぎゅっと丸めてテープでとめたもの。これも立派な芯材です。

発泡スチロールと段ボールの芯材。ここまで作れば後の作業がとても簡単になります。

【初心者必見】夏工作におすすめのねんど

ねんどといっても色々な種類のものがあって、どれを選んだらいいのか分からない方も多いと思います。
ここではとりあえずこれを選んでおけば間違いないという使い勝手のいいねんどを紹介します。

1つ目は「サープル」です。
このねんどは通常の重さを持った紙粘土(石粉粘土という呼び方もします)です。
柔らかくて伸ばしやすく、どんな素材にもくっつけやすいので立体的な作品を作る場合はとりあえずこちらを選んでおけば間違いありません。
粘土の乾燥後に絵の具で着色も出来るのでカラフルな作品も作れます。
サープルの詳しい紹介はこちらです。
サープルのご購入はこちらです。

2つ目は「ウイングシルク」です。
このねんどは軽量タイプの紙粘土です。
とても軽いので牛乳パックやトイレットペーパーの芯のような柔らかい芯材を使った作品でも安定して盛り付けることが出来ます。
また軽量でありながらある程度の耐久性があるのでペン立てやマグネットのような日常的に使える作品作りにもうってつけです。
色を付ける場合はねんどに直接絵の具を練りこんでも乾燥後に塗っても大丈夫です。
ウイングシルクの詳しい紹介はこちらです。
ウイングシルクのご購入はこちらです。

最後に「ウッディねんど」です。
このねんどは木粉を配合したユニークな紙粘土です。
乾燥するとまるで木彫り作品のようになり、刃物で削ったり布などで磨いたりすることが出来ます。
木などの自然の趣のある作品を作るのであればおすすめです。
ウッディねんどの詳しい紹介はこちらです。
ウッディねんどのご購入はこちらです。

作りたい作品を選んでみよう

夏休みの自由工作の定番ともいえる貯金箱の作り方動画をたくさん用意しました。
多くの動画で芯材の作り方をメインに紹介しています。
「これが面白そう」というのがあったら動画を見て、使ってる芯材や作り方を確認してみてください。
芯材で中心となる仕組みを作ったら、あとはねんどをそこに盛り付ければ作品が出来上がります。
ねんどを盛り付ける部分で作る人の個性が出るので、同じ動画を見て作ってもみんな違うオリジナル作品が出来ますよ。

どれも同じ作り方です。

 You Tube動画
弊社のYou Tubeチャンネル「CECのねんど」はこちら
ねんどの特長や使い方をたくさん紹介しているのでよろしければ見てください。
夏休み工作の動画は↓↓↓

トイレットペーパーの芯で作る ころがる貯金箱

トイレットペーパーの芯をトンネル状に組み合わせた貯金箱です。
コインを入れるのが楽しくなって何度でも入れてしまいそうです。

用意するもの
・トイレットペーパーの芯
・牛乳パック
・ねんど(おすすめは天使のねんどカラフル紙ねんどウイングシルク

この作り方を応用するとこんな複雑な作品を作ることも出来ます。
どこから入れたらどこに出るのか考えるのも楽しそうです。

ゆれるブランコの貯金箱

お金を入れるとブランコが揺れる貯金箱です。
牛乳パックで本格的な芯材づくりが楽しい、上級者向けの作品です。

用意するもの
・牛乳パック×2
・ダンボール
・たこ糸
・ねんど(おすすめは天使のねんどカラフル紙ねんどウイングシルク

輪ゴムの力であるく貯金箱

紙コップと電池でコトコト走る貯金箱です。
ただお金を貯めるだけじゃなくて遊ぶことも出来るすぐれもの?です。

用意するもの
・紙コップ×2
・単三電池
・輪ゴム
・ねんど(おすすめは天使のねんどカラフル紙ねんどウイングシルク

ウイングシルクで作る風船を使った貯金箱

風船を使って作ったユニークな貯金箱です。
ウイングシルクのような千切れにくいねんどでないと作るのが難しいです。

用意するもの
・風船
・爪楊枝
・紙コップ
・ねんど(ウイングシルク

入れたお金がぐるぐる回る貯金箱

お金を入れるとぐるぐる回って貯まる貯金箱です。
きれいに回って入るようにできるととても気持ちいいです。
芯材が出来たら粘土を周りに盛り付けて完成です。

用意するもの
・厚紙
・段ボール
・プラスチックの薄い板
・コンパス
・定規
・ねんど(おすすめはクラフトクレー白鳥ウイングシルク

お金を入れるとしっぽが揺れる貯金箱

お金を入れるとしっぽが揺れる貯金箱です。
このギミックを応用していろいろなものを揺らすことが出来ます。

用意するもの
・牛乳パック
・ストロー
・針金
・ペンチ
・ねんど(おすすめはクラフトクレー白鳥サープル

ウッディねんどで作る木彫り風貯金箱

木彫り風の趣のある貯金箱です。
ウッディねんどは土粘土のように使いやすいので見た目より簡単に本格的な作品が作れます。

用意するもの
・ペットボトル
・プチプチ(緩衝材)
・ねんど(ウッディねんど

くるくるまわる景色の貯金箱

外のねんどを回転させることで中の絵が切り替わる貯金箱です。
水族館の窓みたいに中を覗き込んで楽しむことが出来ます。
ねんどは乾燥する際に少し大きさが縮むので作り方にも工夫が必要です。

用意するもの
・ペットボトル
・プチプチ(緩衝材)
・厚紙
・アクリル絵の具
・ねんど(おすすめはウッディねんど

ペットボトルを生かした貯金箱

ペットボトルを芯材として活用した貯金箱。ねんどを使った貯金箱づくりの入門におすすめです。

用意するもの
・ペットボトル
・針金
・厚紙
・キリ
・ねんど(おすすめはホワイトクレーホームスパンクレイクラフトクレー白鳥

焼かずに自作の植木鉢を作ろう!パンダの植木鉢の作り方

実際に植物が植えられるオリジナル植木鉢です。
サボテンを植えて観賞したり、植物の観察日記用にも使えます。

用意するもの
・ストロー
・ねんど(ひなたぼっこ

上の作品はひなたぼっこ小(150g)を1つで作っていますが、ひなたぼっこ(400g)を2~3つ使えば下のような作品も作ることが出来ます。
この機にベランダで植物を育ててみるのも楽しいかもしれません。