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ひなたぼっこは焼かずに自然乾燥で大変丈夫になり、耐水性もあるので野外作品も作ることが出来るねんどです。
中でも植木鉢はひなたぼっこの特長を存分にお楽しみいただけるのでオススメです。 このページではその植木鉢の作り方をいくつか紹介します。

    カンタンミニポットの作り方

ひなたぼっこ小1個程度、伸ばし棒、ヘラ、木工用ボンド

ひっくり返しながら、ねんどをだ円に伸ばします。

片端を残して3/4くらいのところに内側に折り曲げるようにしてボンドをつけて接着します。

内側から指を入れて、下部分を寄せてきて底を作ります。底の部分は平らになるようによくならします。

形が崩れないように慎重に乾燥させます。上向き→下向き→横と向きをかえながら乾燥させましょう。

”とても大切な”作り方のPOINT

ねんどは水分が抜けることで乾燥する為、その過程で収縮して形が少し変わってしまいます。ですからこれにより形が歪にならないように矯正する必要があります。ひなたぼっこは3日~1週間で完全に乾燥しますが、最初の4時間くらいである程度形が固まります。その間は頻繁に確認して、形を矯正してあげてください。それ以後は時々見る程度で大丈夫です。植木鉢の場合は、内側に新聞紙やラップを丸めて入れておくと、形を保ちやすくなります。

カンタンミニポットに模様や足と頭を付けると可愛いアニマルポットに様変わり。各パーツは乾燥してからボンドで接着してください。

    型を使った植木鉢の作り方

ひなたぼっこ(写真のサイズなら小1個程度)、型になる器(植木鉢やカップや皿など)、ラップ、伸ばし棒、木工用ボンド、(ヘラ、型抜)

おし型にラップを巻き、ねんど小1個をねらずに、ひっくり返しながら扇形に伸ばしていきます。

合わせ目が少し重なるくらい、横に合わせてくるんでいきます。

はみ出さないようにボンドをぬり、重ねるところをよくおさえます。

横の重なり分をよく押さえてならし、底の形にそわせます。

両手で鉢の形を整えて、そこの部分を折り曲げます。

指やヘラで植木鉢の穴の形を整え、全体をおさえて、隙間のないようにします。

ねんどの表面が乾いてきたら(乾燥させる環境によりますが30分程度)型とラップをはずし、全体が乾くまで待ちます。

作り方のPOINT

今回の説明では先に植木鉢の本体を乾燥させてから装飾パーツをつけていますが、本体が乾燥する前に各パーツをつけることも可能です。ねんどは乾く前の方が、くっつきがいいので、同時に作った方が接着するには都合がいいです。ただし、パーツをつける際に本体が変形してしまう恐れがあるので、そちらにも気を配って行う必要があります。

形がゆがまなくなったら、タオルなどの上に横にねかせて、内側も乾燥させます。

植木鉢の装飾や足を作りましょう。型抜があると簡単に作れます。

ボンドがはみ出さないように注意して飾りをつけましょう。剥がれないようにしっかりおさえます。

全体が乾燥するようにビンなどにかぶせて乾燥させます。

もしひびが入ってしまったら、その断面に水でとろとろにしたねんどを練りこんで補修してください。

お椀のようなおし型を使うと、より開けた鉢が作れます。

ねんどにしわが出来ないように型に沿わせて、少しずつ上から押さえます。

下の部分をハサミで花びらのようにカットします。全体が乾燥したら、花びらの部分を飾りつけます。

花びらの部分をボンドで接着したら完成です。好きな形のオリジナル植木鉢を作ってください。